振動試験受託 Vibration Test
耐震シミュレーション受託振動試験 - 銀行ATM
従来銀行ATMの設置の際、設置床面にアンカー施工してATMを固定していた。しかし店舗の内装変更等の利便性を向上させるため、耐震シートを設置することを考案し、これによって地震の発生時にATMが動かないことを検証する目的で試験を実施した。
試験供試体
名称 | 銀行ATM |
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質量 | 約80kg |
寸法 | 縦 約500mm × 横 約600mm 高 約1400mm |
外観 | 上図1 |
振動試験機仕様
名称・型式 | 国際計測器製電気サーボモータ式3軸同時振動試験機 VTS-110ES-3sim-1000/75-100 |
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加振周波数 | 1~200Hz |
振動台寸法 | 1000mm×1000mm |
加振力 | 正弦波110kN |
試験条件
振動モード
- 正弦波ビート波 ビート波(10波)2秒おき×3回
試験プロファイルは図2参照。XYZ各軸加振 最大加速度6m/s^2 - 阪神淡路大震災時刻暦加速度波形(神戸気象台) 図3参照。
受託試験結果
図4のように加振実証試験を行い。各々の振動に対して、耐震シートによって銀行ATMが動かないことが実証された。