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振動・衝撃試験 Vibration Shock Test

大型鉄道車両用品の振動・衝撃試験

大型鉄道車両鉄道車両用品

鉄道車両用品には、インバータ・コンバータを始め、変圧装置、室内冷却装置等の大型で大きい質量の試験体が多く存在します。
鉄道車両用品の振動試験規格には、国際規格のIEC61373、およびそれに基づくJIS E4031 があります。2010年に、IEC61373は改訂され、上下、左右、前後の同時3軸振動試験が、初めて認められました。
そして、それに伴い2013年にJIS E4031は改訂され国内規格で初めて同時3軸振動試験が容認されました。
ACサーボモータを振動アクチュエータとして搭載する電気サーボモータ式振動試験機は、サーボモータを数台同期運転させて、振動試験することができます。加振力の大きいサーボモータリニアアクチュエータを同期運転することで、大きな加振力を得ることができるため、多点型振動試験機として、特に大型で、質量の大きい鉄道用品の振動試験に適しています。

鉄道車両用品大型振動・衝撃試験機外観

鉄道車両用品大型振動・衝撃試験機外観

JIS E4031:2008の振動試験規格区分1.等級ABに準拠するこの振動試験機は、振動加振テーブルの寸法2.5m×6.0m、上下方向にサーボモータリニアアクチュエータを8基搭載、加振力6000kgfの多点加振型の鉄道車両用品大型振動衝撃試験機です。

この多点型大型振動衝撃試験機の最大の特長は、試験機本体の構成が、2.5m×3.0mの振動テーブルと同一の振動テーブルの2つであり、それぞれ4基ずつのサーボモータ合計8基を同期運転することです。これによって、振動テーブルの共振周波数を試験条件に必要な周波数範囲以上へ上げることが可能になりました。

この大型振動試験機は、最大周波数200Hz、上下・左右最大加速度30m/s2、前後最大加速度50m/s2の振動性能を満足します。

地震シミュレーショ用3次元振動試験装置

電気サーボモータ式振動・衝撃試験機による鉄道車両用品の衝撃試験

衝撃パルス発生時のサーボモータの制御

サーボモータリニアアクチュエータで発生させた衝撃パルス波形

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